カテゴリー: 視点
2019年11月30日
「障害年金が姿を変える」
障害厚生年金のみの話ですが…
◆障害年金は誰のための年金?
障害年金は、所得が減少または喪失しがちな障害をお持ちの方に必要な給付を行い、生活の安定に寄与することを目的としています。
つまり、障害をお持ちの方を直接その対象にしているわけです。
しかし、厚生年金保険のみの話になりますが、障害をお持ちの方のご家族を直接その対象とする給付に姿を変えることがあります。
具体的には、障害等級1級または2級の障害厚生年金の受給権者がなくなられた場合に、一定の要件を満たすご家族に対して、遺族厚生年金に姿を変えて給付がなされます。
障害年金の手厚さが垣間見えるところです。