タグ: 審査請求
2020年1月6日
「可能性の追求」
◆手記を読んで
最難関といわれる司法試験の合格者の手記を読む機会がありました。
筆者いわく、“司法試験受験の結果は合格or不合格ではなく合格or諦めるである。”
これって、公的年金で受給権取得が最も難しい障害年金と共通点があると思いませんか?
例え不支給決定があっても、再裁定請求や審査請求ができます。
諦めたらその時点で受給権取得の可能性はゼロになります。
あくまで可能性を追求したら道は開けるかもしれません。
2019年12月15日
「審査請求の対象」
どんな場合に審査請求できるか?
◆審査請求できるかどうかの見分け方
請求人側が起こしたアクションに対しては、保険者は文書で答えてきます。
この文書内容について不服がある場合に、審査請求できるか否かの簡単な見分け方があります。
審査請求の対象となる処分行為については、次のような記載があります。
「この決定に不服があるときは、…審査請求できます。」
不支給決定通知書においては、決定の理由の下に記載されています。
したがって、不支給決定について審査請求できます。
年金証書はどこを見てもないように思えますが、実は裏面の最下部に記載があります。
したがって、等級決定について審査請求できます。
反対に上記の記載がない保険者の行為は、審査請求の対象外です。
2019年12月7日
「審査請求」
審査請求を躊躇する要因はあるか?
◆審査請求を検討される方からのご質問にお答えします。
①審査請求の申し立てをすると年金は支給停止になるか?
こんなケースです。
Q:障害基礎年金2級の裁定がされたが等級に不服がある。
審査請求すると結論が出るまで2級の年金が支給停止となるか?
A:支給停止にはなりません。
Q:降級の決定はあるか?
こんなケースです。 障害基礎年金2級の裁定がされたが等級に不服がある。
審査請求すると3級の決定がされることがあるか?
A:不利益処分がされることはありません。
つまり審査請求を躊躇する要因はないことになります。