タグ: 年金証書
2019年12月15日
「審査請求の対象」
どんな場合に審査請求できるか?
◆審査請求できるかどうかの見分け方
請求人側が起こしたアクションに対しては、保険者は文書で答えてきます。
この文書内容について不服がある場合に、審査請求できるか否かの簡単な見分け方があります。
審査請求の対象となる処分行為については、次のような記載があります。
「この決定に不服があるときは、…審査請求できます。」
不支給決定通知書においては、決定の理由の下に記載されています。
したがって、不支給決定について審査請求できます。
年金証書はどこを見てもないように思えますが、実は裏面の最下部に記載があります。
したがって、等級決定について審査請求できます。
反対に上記の記載がない保険者の行為は、審査請求の対象外です。
2019年10月12日
「有期認定とは」
年金証書が届いた際、確認すべき箇所は…
◆めでたく受給権取得!年金証書で注目する箇所は?
苦労の甲斐あって、年金証書が郵送されてきました。
ヤッター ~ ~ ~
あなたは最初に年金証書のどこを見ますか?
多くの方は、先ず認定された等級に目がいくことでしょう。
1級なのか、2級なのか、3級なのか。
何しろ認定等級で支給される金額が変わりますからね!
当然です。
等級の確認だけチェックされる方もおられると思いますが、等級以外にも必ずチェックしていただきたい項目があります。
そのひとつが、有期認定か永久認定なのかです。
◆どこを見れば確認できるか
年金証書の下部右側にローマ数字でⅢの枠があります。
枠のタイトルが、「障害基礎年金の障害状況」(障害厚生年金の場合は「障害基礎・障害厚生年金の障害状況」と書かれている箇所です。
この枠の3行目に「次回診断書提出年月」って書いてありますよね。
ここに年月の数字が入っていれば、有期認定ということです。
有期認定の場合は指定された時期(上記の「次回診断書提出年月」)に指定された書類(診断書)を提出し、障害状態が障害等級に該当しているかの再認定を受ける必要があります。
これってつまり、障害年金がストップしてしまったり、ひとつ軽い等級になってしまうリスクが潜んでいることを意味します。
したがって、決して安易に対応してはいけません。
どのように対応すべきかは、また別の機会に!