タグ: 年金事務所

2019年11月5日

カテゴリ―:

「市町村役場or年金事務所

障害年金の窓口 どっちに行ったら得か…

◆相談・書類提出の窓口はどっちが良いか…

公的年金である障害年金の窓口は2種類あります。

お住まいの市町村役場 と 年金事務所

これからお子様の障害年金に取り組むことを決めた方、相談・書類提出の局面でどちらに足を運んだら良いのでしょう。

20歳前の傷病による障害年金は障害基礎年金です。

障害基礎年金は、市町村役場、年金事務所どちらでも扱っています。

なお、初診日が厚生年金加入期間中である障害厚生年金の窓口は年金事務所のみが扱っているため、選択の余地はありません。

では、それぞれの窓口の一般的なイメージを挙げてみましょう。

【市町村役場】 ・戸籍や住民票を取りに行った経験があるなど身近な存在で敷居が高くない。

・住まいから近い(もちろん年金事務所の方が近い方もいますが…)

年金事務所

・ほとんど行った経験がなく敷居が高い感じ。

・最寄りの事務所がどこにあるか知らない。

実務でお客様にお話を伺うと、相談に出向いたり、書類を出しに行かれたのは市町村役場というケースが多いです。

上記のイメージがあるからではないでしょうか。

一方、私たち社会保険労務士が代理のご依頼をいただいた場合は、年金事務所に足を運びます。

なぜか?

ひとつは、年金事務所の窓口には、日本年金機構の本部に保管するひとり一人のマスタデータを表示できる端末が設置されていて、加入歴、保険料の加入歴など、必要なデータを窓口の担当者と共有しながら手続ができるからです。

もうひとつは、年金事務所では、日本全国どこにお住まいの方であっても手続ができるからです。

実際、私も東京にお住まいの方の手続を最寄りの年金事務所で行いました。

しかし、障害年金を請求する側の目的は手続が完了するかではなく、受給権を認めてもらうことにあることから、重要なのはどちらに書類を提出した方が認定され易いかです。

これは、どちらに提出しても差はありません。 なぜなら、受給権の有無の審査をするのは受付窓口ではありませんから。

2019年10月27日

カテゴリ―:

年金事務所での相談」

お子様の障害年金の相談に年金事務所へ…

◆事前に準備しておくべきこと

お子様の障害年金の相談に足を運ぶ場合、お子様の委任状がないと相談になりません。

年金に係る情報は個人情報であるため、例え同居の親族でも原則委任状が必要なんです。

委任状の様式は、日本年金機構のサイトから入手できます。

例外もあります。

本人が身体の障害等により年金事務所等に行けない場合は、委任状に代えて本人の身体障害者手帳、療育手帳などがあればOKとされています。

さらに、プラスして窓口に足を運ぶ方の運転免許証またはマイナンバーカードなども必要となります。

なお、現在は予約の方優先となっていますので、事前に予約を入れるとともに、持参品を確認されることをお勧めします。

せっかく有給を取って窓口に出向いても無駄足となってはいけませんので!

2019年10月26日

カテゴリ―:

「窓口はどこ」

障害年金に取り組むにあたって窓口を把握しておこう。

◆お子様の障害基礎年金の相談や手続窓口はどこ?

20歳前の障害基礎年金について、受給権取得に取り組む決意をしてから、書類が受理されるまでには複数回窓口に足を運ぶことになります。

一般論でいえば、

1回目は必要書類を入手しがてら必要な手続の説明を受ける。

2回目は準備した書類を提出する。

少なくても2回は窓口に足を必要がありますが、おそらく2回で済む方は一握り、3回以上足を運ぶ方の方が多いものと推測します。

理由は、障害年金の手続が複雑なためです。

基礎年金の場合の相談、手続の公的窓口はふたつあります。

ひとつは、お住まいの市町村役場の年金係

もうひとつは、年金事務所

お住まいの市町村役場はみなさまご存知の通りですので、年金事務所についてご紹介します。

長野県内に年金事務所は7か所あります。

・長野南(所在地;岡田町)

・長野北(所在地;吉田)

・岡谷

・伊那

・飯田

・松本

・小諸

なお、市町村役場、年金事務所どちらに書類を提出した方が支給認定される確率が高い、低いというのは一切ありません。

なぜなら、受付窓口は書類を経由する機能のみで、支給・不支給の決定は別のところで行っているからです。

最後に、公的機関でない相談・手続窓口をご紹介します。

“障害年金専門の社会保険労務士事務所”

ご依頼いただきますと、ご依頼人は一切上記の公的窓口に足を運ぶ必要はありません。