カテゴリー: 年齢

2019年10月19日

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「20歳に達する日」

20歳に達する日はいつ?

◆年齢の考え方

20歳前の傷病による障害基礎年金の場合で、初診日から1年6か月を経過した日が20歳到達日前なら20歳到達日が障害認定日となります。

では、「20歳に到達する日」とは具体的にいつのことを指すのでしょうか。

これまでの経験からは、誕生日に1歳年齢を重ねるとお考えの方がほとんどであろうと思います。

したがって、“20歳に達する日はいつ?”と聞かれれば、“20回目の誕生日”と答える方がかなり多いのではないでしょうか。

しかし、法律上、上記の質問に対する答えは違います。

法律上は、誕生日の前日に1歳年齢を重ねると考えます。

したがって、“20歳に達する日”とは、20回目の誕生日の前日となります。

20歳前の傷病による障害基礎年金を認定日請求する場合、20歳に達する日の前後各3ヶ月の現症日の診断書が必要ですが、この基準となる日は誕生日の前日となるのです。