カテゴリー: 有期認定

2020年12月31日

有期認定

◆更新期間の見直し

本年最終記事となります。

12月1日から次の取り扱いとなっています。

再認定に際しては、複数回の再認定を通じて障害等級の変更がない場合や、前回判定時と障害等級の変更がなく、かつ、前回同様の更新期間が経過した時点では障害等級が変更されない蓋然性が高いものと判断される場合は、従前よりも長い更新期間の設定を検討する。

また、再認定時の審査において、障害の状態が永久固定に該当すると認められるに至った場合は、永久固定と認定して、以後の障害の状態についての再認定は原則として要しない扱いとする。

つまり、3回目以降の再認定時には、更新期間が延長されたり更新不要とする扱いの可能性が高くなったといえます。

2019年10月12日

カテゴリ―:

「有期認定とは」

年金証書が届いた際、確認すべき箇所は… 

◆めでたく受給権取得!年金証書で注目する箇所は?

苦労の甲斐あって、年金証書が郵送されてきました。

ヤッター ~ ~ ~

あなたは最初に年金証書のどこを見ますか?

多くの方は、先ず認定された等級に目がいくことでしょう。

1級なのか、2級なのか、3級なのか。

何しろ認定等級で支給される金額が変わりますからね!

当然です。

等級の確認だけチェックされる方もおられると思いますが、等級以外にも必ずチェックしていただきたい項目があります。

そのひとつが、有期認定か永久認定なのかです。

◆どこを見れば確認できるか

年金証書の下部右側にローマ数字でⅢの枠があります。

枠のタイトルが、「障害基礎年金の障害状況」(障害厚生年金の場合は「障害基礎・障害厚生年金の障害状況」と書かれている箇所です。

この枠の3行目に「次回診断書提出年月」って書いてありますよね。

ここに年月の数字が入っていれば、有期認定ということです。

有期認定の場合は指定された時期(上記の「次回診断書提出年月」)に指定された書類(診断書)を提出し、障害状態が障害等級に該当しているかの再認定を受ける必要があります。

これってつまり、障害年金がストップしてしまったり、ひとつ軽い等級になってしまうリスクが潜んでいることを意味します。

 したがって、決して安易に対応してはいけません。

どのように対応すべきかは、また別の機会に!