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2019年11月1日

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「点と線」

提出書類のチェックとアドバイス

◆窓口職員と社会保険労務士の視点の違い

障害基礎年金の書類提出先は市町村役場または年金事務所になります。

これらの窓口に書類を持ち込むと担当職員の方が、書類のチェックをします。

その際の視点は何か?

書類の誤記載や記載漏れがないか、必要な添付書類に不足はないか?

このような外形を整備する視点からのみ書類をチェックします。

決して認定の判断に立ち入る対応はしません。

言わば、入り口での点のチェックです。

組織の中で与えられた職責が、不備のない書類を受け付けることだから当然です。

これに対して我々社会保険労務士は、請求の代理や書類のチェックのご依頼をいただいた場合は、依頼人が受給権を取得すること、つまり、ゴールから逆算して書類の完成度を高める視点からチェックをします。

言わば、ゴールから逆算する線のチェックです。

これらの視点の違いから、同じ質問を受けてもアドバイスの中身は当然違ってくる可能性が高いです。

上記は、一般論です。

世の中広いですから、一般論にあてはまらない人材は当然に存在することでしょう。