カテゴリー: 知的障害

2020年5月1日

カテゴリ―:

「療育手帳B2で障害年金は受給できるか?」⑫

◆うちの子は療育手帳B2ですが…

前回まで種々述べてきました。

療育手帳を持っていても、障害年金の受給権を取得するのは一筋縄ではいかないことがご理解いただけたでしょうか。

ハッキリ申し上げて、甘い考えでは受給権を取得することはできません。

“この子に障害年金を!”とお考えであれば、どうしたら障害年金の受給権を取得できる可能性を最大にできるのかをご検討いただきたいと思います。

手に余ると感じたら、第三者の力を借りることを考えていきましょう。

そして、確信が持ててから具体的な行動を起こしていきましょう!

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2020年4月27日

カテゴリ―:

「療育手帳B2で障害年金は受給できるか?」⑪

◆うちの子は療育手帳B2ですが…

就労面において1級、2級の可能性を追求する要素は次の3点と考えています。

①就労の場においてどの程度の援助を受けているのか。

②仕事の内容が単純かつ反復的か。

③他の従業員との意思疎通の状況。

自営業のご家族の職場であれば別ですが、①から③どれをとっても職場における詳細を知っている方(上司、同僚)からの情報提供をお願いする必要があるものと考えます。

次回に続く。

2020年4月24日

カテゴリ―:

「療育手帳B2で障害年金は受給できるか?」⑩

◆うちの子は療育手帳B2ですが…

ガイドラインにおいては、就労面にも言及しています。

先ずは形式面についてです。

“就労系障害福祉サービス(就労継続支援A型、就労継続支援B型)及び障害者雇用制度による就労については、1級または2級の可能性を検討する。障害移行支援についても同様とする。”

解釈の仕方次第ですが、言い回しから受ける印象としては、上記の福祉サービス利用者については原則不支給、しかし、1級、2級の可能性は排除しないと読めます。

では、1級、2級の可能性を追求する要素は何なのでしょうか?

次回に続く