2020年2月1日

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「日常生活の困難さ~食事編」

診断書の日常生活能力の判定

◆食事の範囲と質

診断書様式を見てみましょう。

(1)適切な食事(配膳などの準備も含めて適当量をバランスよく摂ることがほぼできるなど)と記載されています。

食事のという言葉のイメージは十人十色でしょうが、最も限定されたイメージは盛り付けられた料理を口に運ぶ行為でしょう。

しかし評価の対象は様式に記載されて通りもっと広く、調理の準備段階から後片付けまで包含されていると考えるべきでしょう。

また、適切な時間に摂れる、極端な偏食なく摂れる、過食なくまたは食欲不振がないなど、質の面も評価の対象と考えられます。

次回に続く

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2020年1月31日

「日常生活の困難さ」

障害基礎年金は、日常生活にどんな困難さがあるのかを審査するもの

◆どんな指標で審査する?

障害基礎年金は、日常生活にどんな困難さがあるのかを審査するものですが、どんな指標で審査するのかを、請求数が最も多いと思われる精神の障害を例に見ていきます。

全部で7カテゴリーに分かれていますが、次回以降順次検討してきます。

この指標毎の評価は診断書に反映されます。

診断書は医師が作成するものなので、請求する側は詳細を知らなくて良いのでは?と思われる方もおいでになると思います。

しかし、請求する側も詳細を知っておくことが必要です。

理由はふたつあります。

ひとつは、もし医師の評価が実態と乖離している場合は、「先生、その評価は違います!」とお伝えしないと不本意な請求になってしまう。

もうひとつは、診断書の記載と病歴・就労状況等申立書の記載の整合性をとる必要がある。

次回に続く

2020年1月26日

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「年金額の改定」

令和2年度の年金額はどうなる?

◆厚労省発表

1月24日、厚労省から令和2年度の年金額等がプレスリリースされました。

老齢基礎年金(満額)= 障害基礎年金2級  65,141円/月

(障害基礎年金1級はこの額に1.25倍した額)

なお、年金生活者支援給付金については

1級 6,288円/月

2級 5,030円/月

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